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犬にはそれぞれ適正な体重があり、1歳頃の体重がその子にとって生涯の適正体重であると本で読んだことがあります。
うちで飼っているのはチワワで、だいたい2キロくらいの体重でした。
与えるドッグフードは目安で与えていましたが、これが、大きな落とし穴だったことがありました。
あまり量を考えずに与えていた結果、少し肥満気味になってしまったことがありました。
そのときの体重は4キロ前後で、体にくびれはなく丸みを帯び、散歩のときもあまり走りませんでしたし、とにかくいびきがすごかったのです。
このいびきは、人間のいびきくらい大きくて、時折息が止まりかけてフゴフゴ言うこともありました。
人間でいう無呼吸症候群のようでした。
これでは病気になりかねないし、何より飼い主の責任でしんどい思いをさせてしまったことに大変後悔しました。
適正な体重にもどすべく、ドッグフードを今までの三分の一程度にし、あとは野菜を切ったものでかさ増ししました。
そして、なるべく散歩に時間をかけ、家の中でもアクティブにおもちゃで遊ばせたりしました。
それが1カ月もすれば、肉であまり分からなかったあばら骨も手で触ると感触がわかるようになり、見た目もすっきりしました。
この1カ月で落ちた体重は500グラム程度でした。
しかしながら、犬にとっての1キロは人間にとっての何キロにもなるので体重を落とすのもなかなか大変です。
食事を急激に減らすのは危険ですし、犬にとってストレスとなるので、工夫して代わりにカロリーの少ないものでかさ増しするのがお勧めです。
たとえば、野菜の他にはおからやササミ、寒天をぐじゅぐじゅにつぶしたものも腹もちが良くなるのでお勧めです。
あと、市販のおやつはやめた方がいいです。
私は手作りでササミをレンジで乾燥させたものを与えていました。
結構野菜も好きな犬でしたので、人間の料理支度中にクズ野菜をあげたりもしていました。
ついつい犬が欲しがるからと市販のおやつをこまめに与える方もいるようですが、これは完全に肥満の原因です。
特に小さい犬種のチワワは、少しのつもりで与えたおやつでも、人間に換算すると結構な多さだったりするので注意が必要です。
例えば、ロースハム半分程度をあげたとします。
これは人間でいえばロースハム20枚くらい食べているのと同じになるのです。
これは本で読みましたが、読んだ時愕然としました。
考えてみれば、たった体重2キロの体ですから、当然なのですが、かわいいばかりで体の事について深く考えてなかったのです。
かわいい愛犬の将来の事を考えるとかわいさだけで育ててはいけないと痛感しました。
犬を飼っている人は、それぞれの愛犬の運動量と体にあった食事量で健康を保ち、人間のパートナーとして幸せな犬生を送る手伝いをしなければならないのではないでしょうか。
こちらのサイトにチワワやダックスフンドなどの犬種別のドッグフードの選び方が
載っていますので参考にしてください。
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